平成30年9月4日(金)法務大臣閣議後記者会見の概要
死刑執行後の遺骨の引渡しに関する質疑について
【記者】
遺骨の引渡しについてお聞きします。一般論としてで結構なのですが,刑務所のルールはどのようなっているのかということと,また,その際の引渡先の遺族間の訴訟問題や,引き渡した後に,引き渡したことが与える影響というのは考慮されているのでしょうか。
【大臣】
被収容者が死亡した場合には,その遺族等に対し,死亡の原因,日時等を速やかに通知することとしています。遺骨の引渡しについては,その者が収容されていた刑事施設の長において,通知をした遺族等と協議するなどして,適切に行っていると承知しています。
いずれにしても,個別具体的な事情に応じ,刑事施設の長において,適切に対処するものと承知しています。