映画『死刑 – Guilty – 』
2005年4月、ヘロイン8.3kgを密輸しようとしてインドネシアで逮捕されたオーストラリア人9人のグループ「バリ・ナイン」。このうちのひとり、マイラン・スクマランは、獄中で過ごした10年の間に画家となり、受刑者に絵を教えました。しかし2015年4月29日、マイランの死刑が執行されます。
彼の最後の72時間を実際の映像と再現ドラマで描き出した映画「死刑 – Guilty – 」は、2017年にオーストラリアで制作されました。生前のマイランが絵について語り、教室で絵を教える映像も登場します。
CrimeInfoが日本語字幕の監修を担当し、2023年12月17日の CrimeInfo世界人権デー企画 映画『死刑 – Guilty –』オンライン上映 が本邦初公開となりました。ご覧になった方からは、「映画を観て、涙が止まりませんでした。」「ドラマティックで見ごたえがありました。家族の葛藤や絵画への情熱など感情を揺さぶられる体験です。薬物で死刑という、日本とは異なる刑罰の国のことであっても、刑務所施設での人権を含め考えさせられました。」などのご感想もいただきました。
そして、このたび、制作側の「日本でも一人でも多くの人にこの映画を観てもらいたい」という希望により、オンラインで視聴していただくことが可能になりました。
下記のリンクからお申し込みください。CrimeInfoから動画視聴のためのURLとパスワードをお送りします。
映画「死刑 – Guilty – 」(日本語字幕)
■ 原題 : 「Guilty」 2017年/56分
■ 監督 : Matthew Sleeth
■ 脚本 : Matthew Sleeth, Matthew Bate, Maggie Miles
■ 日本語字幕監修 :特定非営利活動法人CrimeInfo
映画『死刑 – Guilty –』解説
2023年12月17日に開催された CrimeInfo世界人権デー企画 映画『死刑 – Guilty –』オンライン上映 では、本編上映前に佐藤舞(オーストラリア・モナッシュ大学犯罪学准教授・CrimeInfo副代表)による解説が行われました。マイラン・スクマランの執行及び麻薬犯罪による死刑をとりまく国際事情、この死刑執行後のオーストラリア政府の動き、そして、”国境を超える死刑制度”についても話が及んでいます。
上映・視聴のお申し込み(無料)
映画「死刑 – Guilty – 」は、無料でオンラインにてご視聴いただけます。下記の申込フォームからお申し込みください。お申し込み後、CrimeInfoから動画視聴のためのURLとパスワードをお送りします(数分待ってもCrimeInfoからのメールが届かない場合は、迷惑メールフォルダを確認した上で、再度お申し込みいただくか、info@crimeinfo.jp までお問い合せください)。
*映画の中で、銃殺刑を描写するシーンがあります。
*動画を視聴するためには、インターネット環境が必要です。
*動画の概要と視聴規約をご理解いただいた上で視聴申請を行って下さい。
視聴期間
11/11(月)~11/17(日)
視聴申込フォーム視聴期間
11/18(月)~11/28(日)
視聴申込フォーム
※上記の日程以降も視聴受付は継続します。上記の日程以降の視聴をご希望の方は、後日改めてこのページからお申込みください。
セミナーやイベント、授業でもご活用ください(無料)
学校などの教育機関での授業や、各種団体、グループ等でのセミナー・上映会にも無料でご活用いただけます。ご希望の方は、下記の上映申請フォームからお申し込みください。お申し込み後、CrimeInfoから上映のためのURLとパスワードをお送りします。なお、パスワードの発行には数日~1週間ほどかかる場合がありますので、ご注意ください。
所要時間:2分 (予告編には日本語字幕はありません)