2018年初春、法務省矯正局と各刑事施設の全面的な協力により、東京工芸大学芸術学部写真学科で学ぶ6名の学生が刑務所・拘置所を訪れ、写真撮影を通して受刑者の日常に触れ、それぞれの感性で表現しました。これらの写真はCrimeInfoの活動で使用されるとともに、千代田区立日比谷図書文化館での「刑務所の『いま』を知る写真展」を皮切りとして様々な大学やイベントで展示されています。
黒羽刑務所
収容人員 1293人(2016年末)出典:矯正統計年報
犯罪傾向の進んでいない男性受刑者を収容。法務省は、受刑者の減少等を理由に、2022年4月に廃止する方針を発表した。
千葉刑務所
所在地 千葉県千葉市
収容人員 930人(2016年末)出典:矯正統計年報
主に犯罪傾向の進んでいない長期刑の男性受刑者を収容。拘置区には被疑者・被告人(男女)を収容している。
東京拘置所
所在地 東京都葛飾区
収容人員 1679人(2016年末)出典:矯正統計年報
未決拘禁者、死刑確定者などを収容する日本最大の拘置所。刑が確定し、刑務所への移送を待つ受刑者や、拘置所での刑務作業に従事する受刑者も収容されている。
東日本成人矯正医療センター
所在地 東京都昭島市
八王子医療刑務所を、東京・昭島市の立川基地跡地に建設された「国際法務総合センター」内に移設し、2017年11月開設。日本最大の医療刑務所。一般の刑務所では収容できない、専門的な医療行為を必要とする受刑者を収容し、治療を行う。
栃木刑務所
所在地 栃木県栃木市
収容人員 655人(2016年末)出典:矯正統計年報
犯罪傾向の進んでいる者、進んでいない者、外国人、未成年者を含む多様な女性受刑者を収容する、日本最大の女子刑務所。
府中刑務所
所在地 東京都府中市
収容人員 2043人(2016年末)出典:矯正統計年報
主に犯罪傾向の進んだ男性受刑者を収容する日本最大の刑務所。
写真について
2018年初春、法務省矯正局と各刑事施設の全面的な協力により、東京工芸大学芸術学部写真学科で学ぶ6名の学生が刑務所・拘置所を訪れ、写真撮影を通して受刑者の日常に触れ、それぞれの感性で表現しました。
写真はこのウェブサイトのほか、「刑務所の『いま』を知る写真展」での展示等、CrimeInfoの活動で使用されます。
写真をご覧いただき、日本の刑務所の「いま」を知るきっかけになることを期待しています。
撮影者:鬼頭佑輔、木村戒、佐藤海帆、生原かれん、松村誠也、横山渚(五十音順)
撮影:2018年
撮影者コメント
写真展開催実績
刑務所アート展
共催
2024年3月22日~30日
「刑務所アート展 vol.2」
(主催: Prison Arts Connections)
刑務所の「いま」を知る写真展
主催・共催
<2018年>
4月1日~7日 千代田区立日比谷図書文化館にて
「刑務所の『いま』を知る写真展」を初開催 [来場者の感想]
10月23日~11月2日 弁護士会館にて 日本弁護士連合会と共催
12月14日~21日 一橋大学附属図書館展示室にて(協賛:一橋大学附属図書館)
<2019年>
1月9日~19日 龍谷大学(深草キャンパス 至心館2F パドマ)にて(共催:龍谷大学 犯罪学研究センター)
協力・協賛
<2018年>
11月26日~12月5日 東京工芸大学 公開企画に協力
<2019年>
9月3日~24日 オーストラリア国立大学 [PDF 37ページ目]
メディア掲載
千葉日報 2018年4月1日朝刊「学生が撮った刑務所 千葉など6施設、都内で写真展」
産経新聞 2018年4月3日朝刊 「学生が撮った「塀の中」 日比谷図書館で写真展」
サンデー毎日 2018年4月29日号 「市民が初めて刑事施設内を撮影「刑務所の『いま』を知る写真展」
週刊金曜日 2018年8月3日号 「写真学科の学生が撮影 刑務所の「いま」を知る」
弁護士ドットコム 2018年10月20日 10:11配信 「大学生がカメラにおさめた刑務所の「いま」 弁護士会館で写真展開催」
朝日新聞 2018年10月20日夕刊 「「塀の中」、学生が切り取る 写真44点、23日から展示 霞が関の弁護士会館」
産経新聞 2018年10月29日 07:05配信 「学生が写した「塀の中」 職業訓練、運動場に便器…弁護士会館で写真展 東京」
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